競技プログラミング用にPythonの環境を整える
このドキュメントの目的
電算演習室からICPC国内予選に参加する場合を想定した、必要最小限快適なPythonのコーディング環境を整える手順を示す
結論だけ先に示す
$ git clone --depth 1 https://github.com/python-doc-ja/py35.git python-3.5-docs-ja-html
$ jupyter notebook
実行環境の用意について
最終節の手順の実行は電算演習室において必要ではない。 電算演習室では Python 3.5.2 と Jupyter がインストールされているので、Python 実行環境の用意はドキュメントの最終節に示した。 ICPC国内予選で Python 3.6.1 が使用可能なシステムが用意されるとは思えないので、電算演習室の素のPythonをJupyterから用いる前提で話を進める。
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例えば、3.5.2 Download Python 3.5.3 Documentation からドキュメントをダウンロードします。
bz2なので、tar zxf
ではなく tar jxf
あるいは単に tar xf
を使って解凍します
$ tar xf python-3.5.3-docs-html.tar.bz2
ですが、日本語のドキュメントを入手したい場合、
$ git clone --depth 1 https://github.com/python-doc-ja/py35.git python-3.5-docs-ja-html
というふうにして日本語訳をダウンロードするのが楽かと思われます
Jupyterの使用
Jupyterはいいぞ
あとで書く
/path/to/icpc-coding-dir/ $ jupyter notebook
Python実行環境の用意
(電算演習室では Python 3.5.2 と Jupyter がインストールされているのでこの節は必要ありません)
依存ライブラリのインストール
openssl-dev
電算演習室では openssl-dev
がないので、sslモジュールが効かなくなって、環境を作ったあとpipでモジュール落としてこれない(httpsで繋ぎに行くので)事になります。
それは困るので
OpenSSLのソースコードを入手して、インストール
$ ./config -fPIC shared --prefix=$HOME/path/to/openssl/
$ make
$ make test
$ make install
LD_LIBRARY_PATH
にライブラリパスを追記
sqlite-devel
sqlite-devel
がないとJupyterが起動しないので、インストール
まだインストールしてないあとで書く
Pythonのインストール
env CFLAGS=-I$HOME/path/to/openssl/include LD_LIBRARY_PATH=$HOME/path/to/openssl/lib make
venvモジュールの使用法
あとで書く